IFA事業/金融証券仲介業

IFA法人(弊社)が証券会社と業務委託契約を結び、個人または法人のお客様の資産運用を行う事業です。
取り扱う商品は、株・債券・投資信託をはじめとする有価証券となります。弊社のIFA(インディペンデント・ファイナンシャルアドバイザー)が、お客様のライフプランをヒアリングし、ポートフォリオを作成。ゴールセッティングを行い、マイルストーンをチェックしながら実行支援いたします。

漠然と資産運用を考えていませんか?

現在の日本人には、目的をハッキリさせずになんとなく運用していたり、金融機関の提案のままに商品を買ったりしているケースが多くみられます。
しかし、老後の資金はどのくらい必要で、どのように貯めればよいのか。貯金と保険だけで大丈夫なのだろうか。将来、十分な年金を貰えるのだろうか…など、そうした心配から資産運用をお考えの際、大切なのは「ゴールベースアプローチ」による将来的な資産計画です。

かつては金融先進国であるアメリカも、現在の日本と同じく相場を予測して売買するマーケット型のアプローチがほとんどでしたが、ITバブルの崩壊などを経て「ゴールベースに基づく資産管理の方がお客様の資産を増やせる」という考えに変わっていきました。
現在のアメリカでは「人生に必要な専門家は、医師、弁護士、ファイナンシャルアドバイザーの3つの職業」とさえ言われ、IFAはお金に関するホームドクターとして信頼されています。

LIFE-DのIFA事業は、中立の立場である弊社IFAが、そうしたアメリカ型のゴールベースアプローチによって、お客様の資産運用を中長期にわたりご支援するものです。

弊社の考える資産運用

ゴールベースアプローチ×行動経済学 の資産運用

ゴールベースアプローチとは

お客様一人ひとりの目標(ゴール)から逆算して考える資産運用サービスです。
アメリカでは1990年半ばから普及し始め、現在は一般的な運用手法として広く普及しております。その逆の概念である、相場のタイミングをとらえて売買する手法をマーケットアプローチと呼びます。

行動経済学とは

従来の経済学は「人は合理的な経済行動をとる」という前提に基づいていましたが、近年では、人は感情の影響を受け、必ずしも合理的ではない経済行動を起こすことが分かってきました。

行動経済学とは、経済学に心理的なアプローチ(心理学)を組み合わせた新しい学問であり、「なぜ人は、合理的でない経済行動をするのか?」を研究するものです。

資産運用の世界でも、行動経済学はあらかじめ投資行動のミスを防ぐことに貢献する有益な考え方であり、深く理解したうえで運用に取り組むことが大切です。
弊社では、この行動経済学の知見を広く集積し、プランニングに活かしております。

行動経済学の観点から資産運用を考える

非合理行動を起こすバイアスは数多くどれも強力です。投資の失敗につながるケースでは、複数のバイアスが同時に起こっていると考えられます。

バイアス例

損失回避バイアス

人間は資産運用でプラスになったときの感情よりも、マイナスになったときの感情のほうが2倍以上大きいと言われています。よって、損失を回避するために少しの利益で売却をしてしまう一方、マイナスになったとき、いわゆる損切ができない傾向があります。

米国のダルバー社が行った調査によると、過去30年間マーケットに投資したままであれば、株式・債券ともかなりのリターンが得られたにも関わらず、投資家は心理面で長期保有に耐え切れず、途中で売買をしてしまいました。そのため、実際に得た利益はかなり少なかったということです。

具体的には、株式では、保有のままでしたら年率11.06%でしたが、実際の投資家のパフォーマンスは3.79%。債券では、保有のままでしたら年率7.36%でしたが、実際の投資家のパフォーマンスは0.72%という調査結果でした。

米国における行動ギャップの実証分析

2013年末までの30年間のデータ。株式は、S&P500、債券はバークレイズ・アグリゲート・ボンド・インデックスを元に計算。

引用)ダルバー社ニュースリリース『ゴールベース資産管理入門』より

資産運用で成功するためには、投資家が長期投資に耐えることのできる分散投資を当初から取り入れる、そして、心理面では、信頼できるアドバイザーが常にそばで投資家に伴走していることが大事なのです。

その他のバイアス例

認知的不協和バイアス

自分の判断に反する事実を受け入れにくくなり、都合のよい思い込みをつづけてしまうこと。


ある銘柄に投資をして、次も利益がでるはずだと思って集中投資をする。
その後、悪いニュースが出て下落をしても、上がるまで待とうとする。
あんなに調べたのだから、これだけ待ったのだからという、株価とは無関係なことで株の保有を続けてしまい、自分の株にとって悪いニュースは過小評価しがちになります。

決定麻痺バイアス

銘柄の選択の際に、多すぎる情報を与えられるとかえって決定できなくなること。


投資をしようと思っていろいろ調べているうちに、情報が多すぎて判断できなくなり、決定を先送りし、結局なにもしなかった。
合理的な経済行動であれば、情報が多ければ多いほど良い判断ができるはずですが、人が処理できる情報量には限界があります。
多すぎる選択肢から1つを選びとることができず、先送りしてしまうことがあります。

IFAが定期的なモニタリングを行い、伴走サポート

弊社の資産運用サポートの流れは次のようになります。

LIFE-Dの資産運用サポートの流れ

  • 1.初回のご面談
    ヒアリングを行い、人生における各種イベントやどのくらいの支出が必要かなどを想定した弊社独自のライフプラン・キャッシュフロー表を作成し、資産の可視化を行っていきます。さらに、丁寧なヒアリングにより、お客様の運用の目的であるゴールを明確にしていきます。ゴールは一つとは限らず複数のゴールセッティングが必要なケースもあります。
  • 2.2回目のご面談
    LIFE-D社内で会議を行い、お客様に最適な資産運用ポートフォリオプランを検討。 運用シミュレーションを入れた、より具体的なライフプラン・キャッシュフロー表を提示し、運用目標やお金の流れを可視化していきます。
  • 3.3回目のご面談
    ゴールベースアプローチに基づいた資産運用の実行支援を行います。
  • 4.モニタリング
    プランは当初の通りに行くとは限りません。想定外の支出や収入の変化、または贈与が必要になるなど、中長期にわたる資産管理においては、むしろマイルストーン(途中経過)における判断が極めて重要になります。そのため、弊社IFAが半年に1回または1年に1回、ご面談にてモニタリングを行い、必要に応じてプランの見直しを図ります。

IFAと証券会社の違い、IFAとFPの違いとは?

IFAは「独立系フィナンシャルアドバイザー」とも呼ばれ、特定の金融機関に属さず、中立な立場で資産運用をサポートできる事業形態です。証券会社の営業員が自社商品のみを扱うのに対し、IFAは複数の提携先の金融商品を仲介しています。

近年では、ゴールベースアプローチを謳う金融機関もありますが、証券会社は多くの社員の人件費やビルの家賃の支払いなど、高コスト体質の中で収益を上げる必要があるため、営業ノルマのもと、募集商品を捌くことが目的化しやすい傾向があります。全国に支店のある証券会社は、営業担当者の転勤も多く、長期目線でのサポートが難しいといった実情もあります。

一方、IFAは、証券会社からの商品を売るノルマがないため、お客様にとってどのような商品がベストか、お客様起点で金融商品を仲介することが可能です。
転勤もなく、長期的に一生涯、あるいは二代、三代とわたってお客様とつながりを持てるのが大きな特徴です。お客様の大切な資産のホームドクターであり、人生の伴走者としての役割を果たせるのがIFAです。

なお、IFAが金融機関仲介業者として金融商品を扱えるのに対し、FP(フィナンシャル・プランナー)は、ライフプランニング全般のアドバイスを行うものの、証券外務員の資格がないため証券の実行支援はできません。FPは家計の見直しや支出・収入の管理などの相談業務が中心であり、日本の場合、FP=保険募集人のケースが多いのも特徴です。

弊社IFA・所属金融商品取引業者・お客様との関係

資産運用アドバイスの専門家であるIFA(Independent Financial Advisor)は、内閣総理大臣の登録を受けた金融商品仲介業者に所属しています。金融商品仲介業者は、所属金融商品取引業者と業務委託契約を結び、その取扱商品やサービスをお客様へご提供。特定の金融機関から独立した立場でお客様に資産運用をサポートします。 LIFE-DのIFAは、お客様の資産運用や資産形成のご相談のみならず、口座の開設サポートや商品の購入の取次、アフターフォローまでを一貫して行うことのできる資産運用アドバイスのエキスパートです。

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