アドバイザーの価値とは

~ゴールベース資産運用で目指す運用とは?~

私たちが考える本来の資産運用とは、経済やマーケットの成長を信じ、長期的にその果実を得るような長期分散投資です。そしてその過程で、資産を成長させる期間、金利でキャッシュフローを得る期間、取り崩しの期間などを設計していきます。

相場は、常にいいわけではなく、数年に一度20%~30%の下落はもちろん、さらなる下落に見舞われることも多くあります。

実際の下落に直面した時、人は冷静さを失うことが多くあります。私は、リーマンショックの2008年に大和証券に入社し、まさにパニック状態に陥った相場を自分の目で見ていました。本来売却しなくていい資産までお客様はパニックになり売却、そして担当しているアドバイザーも不安感にさいなまれ売却をしていく姿が今も脳裏に焼き付いています。

もし、当時、我が国にゴールベース資産運用が普及していたら?
ゴールベース資産運用ができるアドバイザーばかりだったら?
現時点で、日本の投資家のパフォーマンスは、まったく違った形になったと思います。そして、投資がすでに日本の文化になっていたかもしれません。

興味深い調査があります。
2008年のリーマンショック時において、米国の金融機関であるSEI Investmentsの顧客の投資行動を分析した調査です。ゴールベース資産運用の顧客とそうでない運用手法の顧客の行動には、大きな違いがあったのです。

金融危機における行動の違い

出所) Melissa Doran Rayer(2008)

伝統的な方法(マーケットアプローチ)で運用していた顧客は、資産全額売却または株式全額売却が50%、株式比率25%以上削減が10%、ゴールベース資産運用への変更が20%、その他20%でした。
一方、ゴールベース資産運用をしていた顧客は75%が何もしませんでした。さらに20%の顧客は資産を追加しているのです。

ゴールベース資産運用は、投資家を短期的な思考と行動のフレームから長期的な思考と行動に変化させる力を持っていると、弊社は考えております。

そして、「ゴールベース資産運用を提供し、相場がいいときもよくないときも資産運用の本来の価値を提供し続け、伴走することが、結果投資家の利益につながる」
これが、私たちの考えるアドバイザーの価値です。

代表メッセージ

日本人に資産運用の成功体験を

「日本では投資が浸透していない」

そうした言葉を聞いたことがある方も多いと思います。事実、日本人の金融資産の半分以上は「現金・預金」であり、続いて3割近くを「保険・年金」が占めています。ところが、2000年〜2021年末の日米の家計金融資産の推移を比較すると、資産運用に積極的な米国が3.4倍(13,604兆円)増えているのに対し、日本の増加はわずか1.4倍(2,023兆円)。この20年間で日米の差は6.7倍にも開いているのです。

この日米ギャップの原因は何でしょうか?よく言われるのが「日本人の方が金融リテラシーが低いから」という理由ですが、実のところ日米を比較した金融リテラシーの調査では、その正答率に大きな違いはありません。しかし、その中の「運用に自信があるか?」といった項目に限っては有意な差異が見られたのです。日本人は「運用に自信がない」人が多いのに対して、アメリカ人の多くは「自信がある」と答える。この違いは、成功体験の有無によるものです。

いち早く確定拠出年金がスタートしたアメリカでは、働き始めると同時に給料をコツコツ運用するのが当たり前となっていますが、30年遅れていると言われる日本では、成功体験が著しく少なく、運用に「自信がない」人が多いのです。

弊社「LIFE-D」は、資産運用の成功体験を提供して国民を豊かにすること、そして、この20年で開いた日米ギャップを埋めることを使命として誕生しました。

日本人の資産運用に対する自信のなさはこれまで金融サービスを提供してきた業者側にも責任の一端があると感じています。金融機関やIFA法人の多くが「中立な立場」を謳っておきながら、その実、中立ではなく、短期売買や手数料を得られる商品に寄ったり、お客様のゴールを見ていないようなサービスを提供してきたことも大きな問題です。

弊社のIFAは、お客様とともに長期的な目線でゴールセッティングを行い、また、その途中経過となるマイルストーンで誤った売買をしないよう、定期的なヒアリングで資産管理をサポート。お客様の大切な資産をお守りする、真の伴走型支援をお約束いたします。

株式会社 LIFE-D 代表取締役日向 絵理香

プロフィール

2008年大和証券株式会社入社後、新宿支店と本店で延べ700名以上の資産運用コンサルティング 業務に従事。最優績者におくられる半期社長賞MVPを5回獲得し、大和証券社内の最速最多となるレコードを樹立する。また、コンサルティング実績が評価され、日経産業新聞や日経ウーマンなどのメディア掲載多数。2019年上期にはお客様からの資産導入全国1位、総預かり資産1020億円。個人投資家もちろん、著名な学校法人や宗教法人などの運用も担当。

2020年独立。運用実績で米国に大きく差をつけられてしまっている日本の現状を打破し、経済面から豊かな日本を創造するため、LIFE-Dを創業。現在にいたる。

会社概要

会社名
株式会社LIFE-D
所在地
102-0083 東京都 千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町 3F
代表者
代表取締役 日向絵理香
金融商品仲介業
登録番号:関東財務局長(金仲)第1038号
所属金融商品取引業者:楽天証券株式会社【金融商品取引業者登録番号】関東財務局長(金商)第195号
事業内容

1、金融商品仲介業

2、生命保険代理店

3、損害保険代理店

4、企業型確定拠出年金導入支援事業

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